北海道
それは“家族旅行の理想郷”と呼びたくなるほど、スケールの大きな大地。
広く澄んだ空気、どこまでも続く一本道、そして心までほどけるような温泉と食の数々。
でも、子連れで行くとなると不安も多いものです。

「長距離移動でぐずらないかな?」
「寒さ対策はどうしよう」
「ご飯やお風呂、子どもも楽しめるかな?」
そんな不安を“ワクワク”に変えてくれるのが、今回紹介する
函館 → 登別 → 小樽 → 札幌 へと南から北へ抜ける「乗り捨てレンタカー旅」。
3泊4日で道南から札幌までを縦断するこのコースは、

ケン
・1日あたりの移動距離が無理なく
・子どもが楽しめる観光と休憩を組み合わせ
・パパママも温泉と美食で癒される
そんな“子連れ目線でちょうどいい北海道旅”です。
北海道モデルコースのポイント
1.移動のカギは「レンタカー乗り捨て」

北海道は広い。とにかく広い。
その魅力を味わうには、レンタカーは欠かせません。
とくに子連れ旅では、公共交通よりも車移動が断然おすすめ。
荷物が多くても気にならず、子どもが寝ても安心して移動できます。
おすすめは「函館空港で借りて → 札幌で乗り捨て」スタイル。
戻る必要がないので、旅の効率も抜群です。
たとえば、以下のような会社なら“北海道内乗り捨て”に対応しています。
| レンタカー会社 | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| オリックスレンタカー | 北海道内の営業所が多く、乗り捨て料金が安い時期も | チャイルドシート・ジュニアシート貸出無料プランあり |
| ニッポンレンタカー | 空港乗り捨て対応・全車ナビ標準搭載 | 子ども向けDVD再生可の車種あり |
| トヨタレンタカー | 車種豊富・ファミリーカーが多い | 冬季のスタッドレスタイヤ標準装備 |
| タイムズカーレンタル | オンライン予約割引あり | ETC車載器&禁煙車指定OK |
2.モデルコース概要(3泊4日)

このプランは単なる観光ルートではなく、
「子どものペース × 親の癒し × 北海道の本質的な魅力」
を三拍子そろえて味わえるよう設計
3.出発前の準備リスト(子連れ旅版)
旅行をスムーズに進めるための「準備」は最初の成功ポイントです。
特に子ども連れは“忘れ物=大事件”になることも。
| カテゴリ | 持ち物・準備チェック |
|---|---|
| 衣類 | 防寒着(重ね着可)、帽子、手袋、替えの靴下・ズボン |
| 子ども用品 | オムツ・おしりふき・おやつ・飲み物・小さなおもちゃ・絵本 |
| 便利グッズ | モバイルバッテリー・延長コード・ウェットティッシュ |
| 安全・健康 | 常備薬・体温計・ばんそうこう・保険証・母子手帳 |
| 旅の記録用 | カメラ or スマホ・充電ケーブル |
上記以外にも旅に使える便利なグッズも紹介しています⬇️
4.季節別アドバイス
| 季節 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|
| 春(4〜5月) | 桜と雪景色が同時に見られる時期。気温差が大きい | 防寒+花粉対策を |
| 夏(6〜8月) | 最高の観光シーズン。昼は暑く朝晩涼しい | 日焼け・虫除け必須 |
| 秋(9〜10月) | 紅葉シーズン。ドライブ絶景多数 | 朝晩の冷え込みに注意 |
| 冬(11〜3月) | 雪見風呂・イルミネーションが魅力 | スタッドレスタイヤ必須・滑り止め対策 |
モデルコース1日目(函館編)
レンタカーを借りて出発準備!
子連れ北海道旅では、
ここが最初の重要ポイント。
レンタカーをスムーズに借りるコツを押さえておきましょう。
チャイルドシートの確認
事前予約時に「年齢・体重」を伝えておくと、サイズぴったりのチャイルドシートを用意してもらえます。
現地で装着に時間がかかることもあるので、レンタカー会社に到着したら「取付を一緒に確認」しておくのがおすすめ。
車選びのポイント
・荷物が多い家族なら「ミニバン・SUV系」がおすすめ。
・ベビーカーを積むならトランクの奥行きチェックを忘れずに。
・冬季は「4WD+スタッドレス装備車」必須。
金森赤レンガ倉庫でゆるやか観光

函館観光の定番「金森赤レンガ倉庫」。
歴史を感じる煉瓦造りの建物が海辺に並び、写真映えスポットとしても人気です。
ただ、子連れの場合は“観光地めぐり”ではなく“街を楽しむ”くらいの気持ちがちょうどいい。
建物の中には、雑貨屋さん、スイーツショップ、体験型アート施設などがあり、屋内なので天候に左右されません。
ベビーカーでも入りやすく、トイレや授乳室が整っているのもポイントです。
子供が喜ぶスポットカネモリブリックラボ
赤レンガ倉庫群の一角にある「カネモリブリックラボ」は、
レゴブロックや知育玩具で遊べる“屋内キッズスペース”。
自由に作品を作って写真を撮れるので、子どもは夢中。
(営業時間、入場料)
営業時間:10時~18時(最終入場時間17時半)
年中無休
入場無料 ※小学生以下のお子様は、必ず保護者の方の同伴が必要です。
【金森赤レンガ倉庫 公式サイト参照】

ケン
「旅の途中でも、子どもの遊ぶ時間を確保する」
これが、子連れ旅行を楽しむ鉄則です。
昼食ラッキーピエロで名物バーガー!
函館といえば、地元で愛され続けるハンバーガーチェーン「ラッキーピエロ」。
どの店舗もテーマが異なり、ベイエリア本店はまるで“遊園地のような内装”。
家族連れには最高のランチスポットです。
定番メニューは「チャイニーズチキンバーガー」。
甘辛タレの唐揚げが挟まれ、ボリューム満点!
子どもには「ポテト+ドリンク付きセット」も人気。
親の本音ポイント:
観光地ランチでありがちな「待ち時間の長さ」が、ここは短い。
注文から提供まで早い
ラビスタ函館ベイにチェックイン
【画像引用元:じゃらん】
昼食のあとは、早めのチェックインを。
子ども連れの旅は“午後の休息時間”が非常に大事です。
ラビスタ函館ベイは、
・ベビーカーOKの広々ロビー
・ベビーベッド・貸出哺乳瓶消毒セットあり
・湯上がり処には無料のアイスキャンディー
など、ファミリーに優しい設備が整っています。
特に人気なのが最上階の天然温泉大浴場。
露天風呂からは港を一望でき、夜になるとライトアップされた街並みが絶景。
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ラビスタ函館ベイ】
じゃらんここからクリックで最大3000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックで最大10000円以上OFFクーポンあり ※条件あり
夕方函館山へ 世界三大夜景を親子で眺める

夕暮れが近づいたら、ホテルから車で約15分の「函館山ロープウェイ」へ。
登る途中から、少しずつ街全体が光を帯びていくのが見えます。
子どもが「キラキラ〜!」と指をさして喜ぶその瞬間、
親はきっと「来てよかった」と感じるはずです。
函館山の頂上は風が強いので、防寒対策は忘れずに。
小さな子どもは抱っこ紐+上着を重ねるのが安心です。
モデルコース2日目(函館 → 登別編)
朝:函館の朝「どんぶり横丁市場」へ
朝食はホテルのバイキングも魅力的ですが
函館まで来たならぜひ**「函館朝市どんぶり横丁市場」**へ足を運びましょう。
ここは、海鮮丼専門店がぎっしり並ぶ人気スポット。
子連れでも安心な理由
「市場って子連れでも大丈夫?」と不安な人もいるかもしれませんが、心配はいりません。
・通路は広く、ベビーカーでも通行可能
・子ども用椅子や座敷席のあるお店も多い
・朝は比較的空いていて落ち着いて食事ができる
登別へドライブ出発(約4時間)
朝食を終えたら、ホテルをチェックアウトして次の目的地・登別へ。
函館から登別までは約240km、ゆっくり走って4時間前後の道のり。
長時間ドライブになるので、
子どものリズムに合わせた「ゆる移動」
がポイントです。
途中のおすすめ休憩スポット
| 休憩地 | 特徴 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 八雲PA(道央自動車道) | トイレ・コンビニ・展望デッキあり。駐車場が広く、景色抜群。 | 約20分 |
| 長万部町 道の駅「YOU・遊・もんべつ」 | 売店に地元ソフトクリームあり。子どもに人気。 | 約15分 |
💡 旅のポイント:
北海道の高速道路は「休憩のタイミングを逃す」と次まで遠い!
1〜2時間に一度は必ず休憩を。
登別温泉「ホテルまほろば」
【画像引用元:じゃらん】
午後3時頃、登別温泉街に到着。
硫黄の香りがほんのり漂い、「温泉街に来たんだな」と感じられる瞬間です。
この日の宿泊は、ホテルまほろば
北海道でも屈指の人気温泉宿で、子連れファミリーからの評価も高い宿です。
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ホテルまほろば】
じゃらんここからクリックで最大5000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックでポイント利用で10%OFFあり ※条件あり
子連れに嬉しいポイント
・ベビーバス、チェア完備の大浴場
・館内スリッパOKで移動ラクラク
・部屋食プランもあり、子どものペースでゆっくりご飯が食べられる
ロビーは広く、スタッフの対応も丁寧。
親子で楽しむ“お湯のテーマパーク”
【画像引用元:じゃらん】
ホテルまほろばの一番の魅力は、
なんといっても31種類もの温泉!
露天風呂、寝湯、打たせ湯、ジャグジー、サウナ……
まさに「お湯のテーマパーク」と呼ぶにふさわしい充実ぶり。
小さな子どもと一緒に入っても安心です。
ステーキとカニの豪華バイキング
【画像引用元:じゃらん】
夕食は、ビュッフェスタイル
新鮮なカニ・お寿司・スイーツがずらり。
また、まほろばのビュッフェは
「子どもメニューコーナー」もあります。
モデルコース3日目(登別 → 札幌 編)
雪見風呂で贅沢な朝時間
登別の朝は、空気がきりっと冷たい。
まだ日が完全に昇る前の露天風呂に入り、
湯けむり越しに雪景色を眺める時間は、まさに“非日常の極み”。
朝食は、まほろば自慢のバイキング。
焼き立てのパン、温泉卵、北海道の牛乳。
登別から小樽へ 絶景ドライブの始まり
車で小樽へ
距離はおよそ160km、3時間ほどの道のり。
途中の高速道路では、雪化粧した山々が見えたり、
広い空と白い大地のコントラストが美しく、
まるで絵本の中を走っているよう。
小樽へ向かう途中で、札幌郊外のスープカレー店に立ち寄るのもおすすめです。
ランチ:スープカレー

北海道グルメの代表格「スープカレー」。
札幌はいろんなスープカレーがあるので、探してみてください。
おすすめメニューは「チキンと野菜のスープカレー(辛さ控えめ)」。
スパイスの香りが豊かで、スープがさらりとしているため、子どもも食べやすい。
小樽到着レトロな街並みに子どもも夢中
小樽の街に入ると、急に時間の流れがゆるやかに感じられます。
雪に覆われた石畳、運河沿いのガス灯、硝子細工の店
どこを切り取っても絵になる街。
小樽運河散歩

車を「小樽運河プラザ」周辺に停めて、
ベビーカーを押しながらゆっくりと散策スタート。
冬なら雪帽子をかぶった倉庫群がロマンチックに光り、
昼は青空の下で、夜はライトアップが幻想的。
📸 親子撮影スポット
運河沿いの橋の上(浅草橋)は、背景に倉庫と運河が入る人気フォトスポット。
ベビーカーを止めて記念写真を撮れば、年賀状にも使えるほど美しい1枚になります。
カフェタイムルタオ本店で絶品チーズケーキ
小樽観光の締めくくりは「ルタオ本店」
“ドゥーブルフロマージュ”で全国的に有名なスイーツブランドです。
店内のカフェスペースはゆったりしていて、子連れでも安心。
おすすめセット:
- ドゥーブルフロマージュ+紅茶セット
- 期間限定スイーツ(季節によって変化)
チーズケーキやスイーツのお取り寄せもできるので是非、食べてみてください。
個人的には、チーズケーキの中で一番好きです。
札幌へ移動(約1時間)
小樽から札幌までは約40km、車で1時間ほど。
子どもの昼寝には、ちょうど良い移動時間
宿泊ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ
【画像引用元:じゃらん】
旅の終盤は、札幌の中でも静かで便利な「新さっぽろ」エリアに宿泊。
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ】
じゃらんここからクリックで最大5000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックでポイント利用で最大20%OFFクーポンあり ※条件あり
子連れに優しいポイント
- 子ども用アメニティあり(歯ブラシ・スリッパ・浴衣)
- 1階にコンビニが併設
モデルコース4日目(札幌)
親子いっしょに学べる・遊べる体験を
4日目は
おすすめスポットを2〜3時間で楽しめるようにルートを絞ってご紹介します。
円山動物園 北海道屈指の子ども人気スポット
緑あふれる円山公園内にある動物園。
ホッキョクグマやレッサーパンダなど、子どもが夢中になる動物がいっぱい!
・授乳室・おむつ替えコーナー完備
・ベビーカー貸出あり(有料)
・売店にはお子さま向けメニューも
撮影おすすめ:
屋内の「ホッキョクグマ館」前。水槽越しに泳ぐ姿と子どもの表情を一緒に撮ると、最高の思い出写真になります。
AOAO SAPPORO 都会の中の“水の世界”
もし天気が悪い日なら、円山動物園の代わりに
都市型水族館「AOAO SAPPORO」もおすすめ。
札幌市の複合施設「moyuk SAPPORO」内にあり、
ペンギンが泳ぐ姿を間近で見られるインドア型スポット。
ラーメンとおみやげ選びは空港
空港内のラーメンが移動
札幌グルメの定番といえばラーメン。
ぜひ、本場の味噌ラーメンを堪能してください。
空港内には、ラーメン道場があります!
札幌・函館・旭川・弟子屈・十勝帯広のご当地人気ラーメン大集合してます。
昼食後は、札幌駅周辺か新千歳空港へ向かいながら「北海道土産タイム」。
おすすめお土産リスト
| カテゴリ | 商品名 | 特徴 |
|---|---|---|
| スイーツ | ルタオ「ドゥーブルフロマージュ」 | 定番チーズケーキ。冷凍でも日持ち◎ |
| お菓子 | 六花亭「マルセイバターサンド」 | 北海道定番中の定番。大人も虜に。 |
| チョコ | ROYCE’「生チョコ」 | 濃厚で滑らか、空港でも人気No.1 |
| 雑貨 | 北海道限定キャラメル・ぬいぐるみ | 子どもが喜ぶ「雪ミク」「熊グッズ」など |
帰りの空港で過ごす時間
子連れにとって嬉しい施設がたくさんあります。
- ドラえもんわくわくスカイパーク(屋内テーマパーク)
- ロイズチョコレートワールド(見学無料)
- 温泉「新千歳空港温泉」(フライト前にお風呂でリラックス)
出発ギリギリまで「遊べる空港」なので、
帰りの待ち時間も飽きることがありません。
最後に
北海道は「子連れでも十分楽しめる旅先」です。
このプランをベースに、ぜひ自分たち家族の“理想の旅”をアレンジしてみてくださいね。コメント欄では「ここ行ってよかった!」「このホテル子連れでも快適でした!」など、
旅の感想もぜひ教えてください。
【宿予約まとめ】
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ラビスタ函館ベイ】
じゃらんここからクリックで最大3000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックで最大10000円以上OFFクーポンあり ※条件あり
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ホテルまほろば】
じゃらんここからクリックで最大5000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックでポイント利用で10%OFFあり ※条件あり
もうこの瞬間行きたくてたまらなくなったあなたのために!!
【ラ・ジェント・ステイ新さっぽろ】
じゃらんここからクリックで最大5000円OFFクーポンあり
JTBここからクリックでポイント利用で最大20%OFFクーポンあり ※条件あり



コメント