ゆったり子連れ旅行におすすめ|熊本 山鹿温泉「旅館 寿三(すみ)」体験レビュー

宿

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こんにちは、旅ブロガーのケンです。

今回は、子連れ旅で「ゆったり過ごしたい」というテーマを掲げて、熊本県・山鹿市にある
「旅館 寿三(すみ)」さんを訪れた体験レポートをお届けします。

この記事でわかること

✔️子連れでも“ゆったり過ごせる”理由
✔️旅館寿三(すみ)の魅力・設備・料理
✔️おすすめポイント

普段は子どもがワクワク楽しむ“遊び重視”の旅が多いのですが、今回は敢えて「家族でくつろぐ」「赤ちゃん・幼児連れでも安心して過ごせる」という視点で滞在しました。

3歳と0歳の子どもを連れて、父として、家族としてゆるりと過ごした1泊2日。

どうぞお付き合いください。

もうこの瞬間行きたくてたまらなくなった人のために!!
子連れでゆったりには、この旅館がおすすめ!

寿三(すみ)

見落としがちなのが旅行から帰ったその夜のごはん”
洗濯・荷ほどき・子どもの寝かしつけ…正直、料理まで手が回りません

我が家はそこでヨシケイのミールキット

包丁ほぼいらず・15分前後で完成


夕方少し薄暗くなりかけた頃、車を降りて旅館の駐車場に着いた瞬間、スタッフの方が笑顔で出迎えてくれました。

駐車場までお迎えに出てくださり、荷物をそのまま預かってくれたので、移動がとてもスムーズでした。
子連れで荷物も多くなりがちな我が家には、この「部屋まで荷物を運んでくれる」サービスが地味に嬉しいポイントでした。

育児父さん<br>ケン
育児父さん
ケン

「運転で疲れており、子連れで荷物も多くなりがちな我が家には、この部屋まで荷物を運んでくれるサービスが地味に嬉しいポイントでした」

和風旅館ならではの温かな空気感。

木の香りがほんのり漂い、館内には落ち着いた照明と静かな佇まい。

今日は「慌ただしく動く」ではなく「ゆったり過ごす」がテーマなので、この雰囲気だけで心が「ほっ」と軽くなりました。


フロントでのチェックインも丁寧そのもので、言葉遣い・笑顔・案内どれも心地よく、旅のスタートとして安心感を得られました。

館内の案内も、子どもを抱えて移動する我が家のような「赤ちゃん+幼児」連れに対して無理のない動線で部屋までの道のりもゆったり。


私たちが泊まったのは、広めの和室タイプ。

踏込+和室+広縁がある造りで、3歳の娘が畳の上で「ゴロゴロ~」と転がって遊ぶシーンも自然に出ました。

そして、0歳の赤ちゃんも畳の上で安心して寝返りできるスペースが確保できていて、これはやはり和室にして良かったと実感。

お茶作りセットと饅頭のサービスがあり、部屋に入った瞬間、娘が「わあ、おまんじゅう!」と目を輝かせました。

お茶を淹れて、家族で「ふー、と一息」。

リビングとは違う、旅先ならではの“静けさ”と“非日常”が癒しを与えてくれました。

さらに、今回選んだお部屋は「プチリノベーション」されていて水回りも綺麗になったということで、「お風呂・洗面・トイレ」の部分も安心して使えました。

赤ちゃんを連れてのお泊まりではこの「水回りが清潔・使いやすい」ことが重要ですね。


夕食前の時間に、部屋のお風呂へ。

こちら、実はお部屋のお風呂ながら温泉が出る仕様になっています。
(源泉かけ流しアルカリ泉 PH9.5)

 お湯が出るまでに少し時間(約10分)かけてから
「とろり」
とした温泉感を味わえて、子どもが
「お湯冷たくない?」
「早く入りたい!」
とワクワクしていたのも良い思い出です。

3歳と0歳の子どもがいる我が家では、「人目を気にせず部屋で家族だけでお風呂に入れる」というのが本当にありがたかったです。

普通の大浴場ではどうしても
「他のお客さんへの配慮」
が気になってしまいますが、ここではそのストレスが皆無。

娘は「ママとゆっくりお風呂入るの、好き~」と言っていました。


さて、お楽しみの夕食タイム。

夕食会場に向かうと、なんとその日は貸切状態に近く、家族の会話も気兼ねなく、子どもがちょっと声を上げても大丈夫な雰囲気でした。

これも「ゆったり家族旅」には嬉しいサプライズ。

お料理の内容も、食の好奇心をくすぐる豪華仕様。

熊本名物の馬刺し、黒毛和牛の鉄板焼き、出汁が効いた寄せ鍋、真鯛のあら炊き

どれも味わい深く、「旅館飯=量が多いだけ」ではない「素材の良さ・丁寧な仕事」が伝わってきました。

公式サイトでも馬刺し・黒毛和牛・真鯛あら炊きなどをウリに掲げています。

寿三の公式サイトはコチラ

また、ドリンクの選択肢も豊富で、ビール・冷酒・ワイン・酎ハイまで揃っており、大人も満足。

子ども用の料理もオムライス、ミートソース、エビフライ、唐揚げなどボリューミーなメニューで子どもも大喜びでした。

スタッフの方がずっとそばで気配りをしてくれて、特に赤ちゃんのお世話を「何か必要ですか?」と聞いてくださったのが印象的でした。

料理を楽しみつつ、赤ちゃんにもフォローがあるという安心感。

妻も「子ども2人でも安心してこういうお料理を楽しめるって嬉しいね」
と喜んでいました。


夕食後は、部屋に戻って家族でまったりタイム。

テレビをぼんやり眺めながら、娘がぬいぐるみを抱えてゴロゴロ。

普段は「子どもが寝たら私たちだけ温泉行こうか」という流れになりますが、今回はあえて

家族みんなで一緒に部屋でくつろぐ」。

これがなんとも贅沢な時間でした。

「明日は朝温泉に行こうね」と話しながら寝支度をして、ふかふかの布団に横になると、畳に敷かれた布団の安心感も手伝って、私自身もすぐに夢の中へ。

ベッドではないため
「転倒したらどうしよう」
という心配も少なく、幼児と赤ちゃんと添い寝していても安心でした。


画像引用元:じゃらん

朝食前に大浴場スペースへ。

こちらの大浴場は「ちょうど良い広さ」で、浴槽・端に座るスペース・清潔感ともに申し分なし。

お湯は熱すぎず、心地よい温度。とろとろとした肌ざわりのアルカリ泉が、寝起きのカラダとココロに優しく染み込んできました。

公式に「美肌・柔肌の湯」と紹介されています。

温泉に浸かりながら「朝ごはんが楽しみだな」と思う瞬間って、旅先ならではの贅沢だなと感じました。

そして朝食会場へ。ここもタイミング良く貸切状態に近く、家族だけでゆっくり味わえました。

写真は、ご飯と味噌汁が来る前の写真になってしまいましたが・・・

和朝食らしいラインナップで、ご飯が進むおかずがずらり。私はおかわり(笑)。

0歳赤ちゃんも、お味噌汁の香りに反応してか、にこにこしていました。

3歳の娘も朝からご飯をもりもり食べており、正直びっくりしました。


今回「ゆったり家族旅」の観点から宿泊してみて、以下のポイントが特によかったです。

  • 和室+畳:幼児・赤ちゃん連れにとって「走り回っても安心」「転んでも畳なので安心」「添い寝布団も安心」でした。
  • 部屋で温泉可(または温泉仕様水回り):部屋のお風呂で家族だけでゆっくり浸かれるというのが大きな安心材料。
  • スタッフ対応の柔軟さ・子連れ配慮:荷物の預かり、笑顔での出迎え、子どもの声や動きにも配慮があり、肩の力を抜いて過ごせました。
  • 食事の質とドリンクの充実:家族での食事タイムを「味でも満足・大人も満足」の方向で楽しめたのが嬉しい。
  • 温泉泉質・館内雰囲気:PH9.5アルカリ泉という「とろとろ美肌湯」仕様で、癒されました。
  • アクセス・駐車場無料:車での訪問が多い子連れ旅として、駐車場無料・アクセス良好というのも重要。

こうした体験から、「もう少しゆっくり、子どもと一緒だけど慌ただしくなく過ごしたい」という家族には、この旅館をかなりオススメします。

特に次のような方にはぴったりです:

  • 3歳くらい+0〜2歳の赤ちゃんを連れての旅で、子どもが寝た後に大人だけバタバタというより、みんなで一緒にくつろぎたい。
  • 和室で畳という安心感を重視したい。
    ベッドの落ち着きもいいですが、幼児・赤ちゃんにはやはり和室が安心。
  • 温泉・料理・スタッフ対応など、旅館としての“質”も重視したい。子ども用遊具などの“遊び場重視”ではなく、家族でゆったり癒されたい。
  • 車移動での訪問が多く、駐車場無料・アクセス良好な場所を探している。
  • 赤ちゃんのおむつ替え・添い寝・食事中の対応など、少し配慮がある宿を選びたい。

【旅費(参考)】

区分金額人数小計
大人20,350円2名40,700円
幼児(食事のみ)5,500円1名5,500円
幼児(食事・布団なし)2,200円1名2,200円
合計48,400円

子連れでゆったりには、この旅館がおすすめ!

寿三(すみ)


「旅って、動き回るだけじゃなくて、止まる時間も大切だな」と改めて感じた滞在でした。

3歳の娘が「旅館でゆっくり、楽しい」と言ったとき、父として
「よし、またここ来よう」
と心が満たされました。

熊本・山鹿という土地の風情も相まって、和風旅館ならではの静かで優しい時間が流れていました。

子どもが寝静まった後、大人がバーで一杯という選択肢もあるようなので
(※事前確認をおすすめします)
家族が一緒に過ごした後に、大人だけちょっと夜を楽しむのもアリだなと思いました。

もし次回、「子どもの遊びも重視しつつ、くつろぎも欲しい」というスタイルで宿を探すなら、この旅館の“別のプラン”も検討してみたくなりました。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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